【公開講座】7.8ブロック主催 防犯講習会“不審者への対応”

【公開講座レポート】不審者対応の大切さを学びました
2025年12月6日土曜日に、敦賀警察署の宮川明さんをお招きして「防犯講習会」を開催しました。
今回は“不審者への対応”について、日常の中で役立つポイントをわかりやすく教えていただきました。
■ まずは落ち着くことが一番
不審者対応で大切なのは、慌てず普段通りに接すること。
人は相手の態度を映しやすいので、こちらが落ち着いていると相手も落ち着きやすくなるそうです。
■ いざという時の行動
不審者が侵入した場合は、
1. 110番通報(電話は切らない)
2. 自分の安全を確保
3. 利用者を鍵のかかる部屋へ誘導
警察到着の平均は約8分。
この時間をどう守るかがポイントです。
■ 防犯グッズの活用
刺股(さすまた)やスプレー、盾など、身を守るための道具の使い方も教わりました。
自宅では椅子などで代用することもできます。
また、危険を察知するために相手の手元(特に利き手)を見るのが大切だそうです。
■ だれでもできる簡単な護身術
腕を十字に組み、肘を支点に一気に腕を上げて相手の手をほどく方法を実演していただきました。
逃げるための時間をつくる、シンプルで覚えやすい護身術です。
■ 参加者からの質問より
・スプレーの効果は? → 近距離で使うタイプで、刺激が強い
・防犯ブザーは室内で有効? → 基本は屋外向け
・住所が分からなくても通報できる? → 110番すると位置情報が伝わる
・画像は送れる? → 送れます
・亡くなっている方を見つけたら? → 救急車と警察の両方へ連絡
■ 最後に
今回の講習会では、落ち着く大切さや身を守るコツなど、知っておくと安心できる内容ばかりでした。
日頃から“もしもの時”を少し意識しておくだけでも、大きな安心につながります。
参加してくださった皆さん、そして講師の宮川さん、ありがとうございました。
ふらむはぁと訪問看護リハビリねっと 橋本


