一般社団法人福井県訪問看護ステーション連絡協議会では、地域の医療機関を対象に、訪問看護指示書等の郵送費用負担と受け渡し方法に関するアンケートを実施しました。
医療機関と訪問看護ステーションの間で円滑に書類をやり取りできるよう、現場での運用やご意見を把握するための調査です。ご協力いただいた医療機関の皆さまに、心より御礼申し上げます。
調査の概要
- 調査期間:令和8年8月1日~8月31日
- 対象:地域の医療機関(病院・クリニック・診療所)328機関
- 有効回答数:192機関
- 回答率:58.5%(192/328機関)
郵送費用負担・受け渡し方法の回答結果
有効回答192機関をもとに、項目別の回答件数と構成比をまとめました。
| 回答カテゴリー | 件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 医療機関負担(切手・封筒の同封不要) | 154件 | 80.2% |
| 直接受取・窓口手渡し・スタッフ回収 | 15件 | 7.8% |
| FAX・メール・電子送付の導入希望 | 6件 | 3.1% |
| 封筒の同封希望(宛名封筒を含む) | 5件 | 2.6% |
| 訪問看護ステーション(依頼側)負担 | 2件 | 1.0% |
| 患者・家族負担 | 1件 | 0.5% |
| 検討中・未定・その他の質疑など | 9件 | 4.7% |
| 合計 | 192件 | 100.0% |
※内訳は掲載時の集計修正を反映しています。構成比は有効回答192機関を分母とし、小数点第2位を四捨五入しています。このため、各項目の構成比の合計は100%と一致しない場合があります。
回答から見えたこと
回答では、「医療機関負担(切手・封筒の同封不要)」が154件(80.2%)と最も多くなっています。一方で、窓口での手渡しやステーションによる回収など、郵送以外の方法を希望する回答もありました。
電子的な送付方法の導入希望や、宛名を記載した返信用封筒の同封希望なども寄せられています。書類の受け渡し方法については、医療機関ごとの運用を確認し、事前に調整することが大切です。
今後の連携に向けて
報告書では、運用に関する周知と実務上の留意点の整理、ICTを活用した情報連携・ペーパーレス化の推進を提言しています。電子的な交付については、セキュリティや電子署名の取扱いなど、必要な条件を確認しながら検討を進めることが求められます。
今回の調査結果を、医療機関と訪問看護ステーションの相互理解や、書類のやり取りに伴う負担の軽減につなげてまいります。